ハードエンデューロに変化!?
ブログがんばりますトイデです。先日、スペインにてハードエンデューロレース
『Bassella Xtreme race』
が開催されました。
今年からスタートする【WESS】戦ではありませんが、(WESSについては…一応リンク→WESS)
参加台数が1500台オーバー(!!!)のスーパービッグイベントです。
もちろん各エンデューロマシンメーカーのファクトリーライダーが多くエントリーしました。
ジョニー・ウォーカー、アルフレッド・ゴメス、ジョセフ・ガルシア…そして2016年の現役引退からカムバックを果たした【タディ・ブラズシアク】!

優勝したのはこのTaddyでした!!
今回ワタクシが注目したのは、マシン!!
2018年のファクトリーのハードエンデューロマシンの作り込みを見たかったんです。
KTMファクトリーのジョセフ・ガルシアはEXC TPI。ファクトリー仕様のTPIを投入です。
もちろんほとんどの参加者が2ストロークマシンです。
そんな中、兄貴ことタディと王子ジョニーウォーカーは4ストロークをチョイス!!!

2位のリザルトを記録したジョニー・ウォーカー!EXC-F!!

タディは350EXC-Fを駆りハードエンデューロのレースで勝利を収めました!!
先日イギリスで行われた『Tough One』というレースでは【先生】ことグラハム・ジャービスがハスクバーナFE250(4スト)を駆り勝利を収めましたし、ハードエンデューロの世界に4ストロークがきているのは間違いなさそうです!!
参加大多数は2スト300or250。
KTMは2018モデルで画期的な2ストロークインジェクションマシン、EXC TPIをデビューさせました。
過去の2ストロークの概念を打ち消すマシンは世界中で大人気、もちろん当店でもお問い合わせを多数いただいております。
その言葉では表せない軽さ感、粘る低速トルク!
ハードエンデューロの世界が出した答えは2スト300とまでいわれています。
4ストロークマシンはどちらかというとハイスピードレース向けという使用でしたが、このリザルトをみて4ストロークマシンの可能性にしびれました!
しかも、このエンデューロ猛者達の中で9位のリザルトを残したのは【FUJINAMI TAKAHISA】。
そうです。HRCのトライアルワークスライダーの"フジガス"こと藤波 貴久選手が出でいたのです!
しかもマシンはモンテッサの【4RIDE】。もちろん4スト。

4RIDE。生粋のエンデューロバイクというよりトレッキングバイクに近い。
これで並み居るハイパワーエンデューロマシンの中で9位。脱帽。やっぱワークストライアルライダーは違います(笑)
レース動画はこちら